東洋医学ってなぁに?②
今回は〈陰陽五行論(いんようごぎょうろん)〉についてお話ししたいと思います。
〈陰陽論〉と〈五行論〉が組み合わさったのが〈陰陽五行論〉です。
皆さん、1度は聞いたこと・見たことありますかね?
陰陽師やまが玉は古代中国の陰陽五行思想がもとになっているのです。
〈陰陽論〉とは
万物は全て陰と陽の二つの性質に分かれる
という考え方です。
例えば、暗い・夜・冬・冷たい・水・女性などは陰の性質で
明るい・昼・夏・暖かい・蒸気・男性は陽の性質になります。
もちろん心理的な部分も陰陽に分かれます。
〈五行論〉とは
万物は木・火・土・金・水の五元素の性質を持つ
という考え方です。
このお話は花粉症の時にもお話ししましたね!
この五つはお互いに影響し合い、パワーアップする関係と抑制し調整する関係があります。
この2つの関係がうまく組み合わさって自然界のバランスが取れています。
あらゆるものが五元素の性質を持つとお話ししましたが、その中でも身体の機能や心の状態は密接に結びついています。
例えば身体の機能でいうと
肝は木、心は火、脾は土、肺は金、腎は水に分かれます。
心の状態でいうと
怒るは木、喜びは火、思う・考えるは土、悲しみは金、恐れるは水と分かれます。
わかりやすく言うと
起こるという感情は木が司っていて、その木は肝と繋がっていると考えます。
そうすると、怒りやすい人・イライラしやすい人は肝が弱っていると考えることもできますよね。
性格たど思っていたけど実は体質の問題かもしれないということです!!
ちょっと面白くないですか?
〈陰陽五行論〉って難しい名前が付いているから東洋医学って近寄りがたいですが、改めてみるとなんとなく身近に感じませんか?
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